最新技術を活用した

精密インプラント治療

「インプラント治療に興味はあるけれど、手術が怖い」「失敗したらどうしよう…」そんな不安をお持ちの方は少なくありません。

確かに、インプラント治療は外科手術を伴う高度な治療法です。手術部位の周辺には重要な血管や神経が複雑に走っているため、慎重な治療計画と精密な手術が求められます。

そこで当院では、全ての患者さまにCTによる精密検査を実施。レントゲン撮影だけでは分からない、骨の状態や神経の位置まで3次元的に把握しています。

この精密検査により、手術の安全性を高めることが可能です。また、より確実な治療計画を立てられるため、手術後のトラブルのリスクも低減。安心して治療を受けていただけます。
 

しかし、どれだけ精密な検査を行っても、その情報を治療に活かせなければ意味がありません。

私どもはCTで得たデータを最新のシミュレーションシステムに反映させ、インプラントを埋め込むベストな位置・角度・深さなどを検討していきます。

「どのような位置なら血管や神経を傷つけずに済むか」「どの角度ならインプラントが安定するか」といったシミュレーションを何度も重ねることで、より良い治療結果を目指しているのです。
 

「本当にシミュレーション通りに手術できるの？」、そんな疑問をお持ちの方もいらっしゃるかもしれません。

実際の手術では、患者さま一人ひとりのお口に合わせた「ガイド」という特殊な器具を、オーダーメイドで作製します。

このガイドのおかげで、シミュレーション通りの正確な位置にインプラントを埋め込むことが可能。歯科医師の経験や感覚だけに頼るのではなく、この「ガイデッドサージェリー」という手法で、より安全で精密な手術を実践しています。
 

インプラント治療において、インプラントの安定性も重要なポイントです。

私どもは、治療の成果を「ISQ値（Implant Stability Quotient）」という数値で確認しています。

ISQ値とはインプラント安定性指数とも呼ばれ、インプラントとその周辺の骨組織との結合状況を0〜100の数値で表したものです。100に近いほどインプラントの安定性が高く、70以上あれば十分な安定性が得られている証と言われてます。

当院のインプラント治療では、この数値が常に70以上をキープできているか確認しながら治療を進めていきます。

前述したガイデッドサージェリー同様、歯科医師の経験や感覚だけに頼ることはしません。客観的な数値による評価を行うことで、より良い治療結果を追求しています。

「インプラントがしっかり安定しているのかな」という不安も、具体的な数値で確認できるため安心感につながるのではないでしょうか。
 

このように当院では、治療の精密性と安全性を追求するため、最新の技術を積極的に取り入れています。

「CT」による精密検査で詳細な治療計画を立て、「シミュレーション」で手術の安全性を高め、さらに「ガイデッドサージェリー」でより確実な手術を実施。そして治療後は、ISQ値」という客観的な数値でインプラントの安定性まで確認し、リスクを最小限に抑えた治療を実現しています。

これらの取り組みは全て、患者さまに安心して治療を受けていただきたいという想いから生まれたものです。

「手術が不安」「インプラント治療に踏み出せない」と感じている方も、どうぞお気軽にご相談ください。